*「かんぽの宿」叩き売り part 3
「かんぽの宿」叩き売りに関しての続報がマスコミを賑わしています。
中でも10,000円で購入した施設を60,000,000円で売り抜けた東京の不動産屋の話には、正直なところ羨ましかったです(^^ゞ
確かに、不採算施設であったので売却する方が負担が軽減されて、経営に関しては好影響を与えることになったのでしょうが、売却価格が適正であったとは到底思えない現実に疑惑を通り越して、インチキ臭さを感じております。
やはり日本中にある「かんぽの宿」は、それぞれの地域における資源ですので、東京一極集中で売却を考えるよりも、多少のコストがかかろうとも地元が有効活用できる術を模索すべきであると思います。
今のようなやり方は、それこそお役人的発想です。
『前例がありません。』という常套句が聴こえてきたのは私だけ?
この件と平行して、雇用能力開発機構に関しても様々な問題が今になって論じられています。雇用促進住宅の廃止、売却は元より、多くの施設を県などが移譲されるというのです。
中でも、雇用促進住宅の売却に関しては、殆どの国民は知らないうちに行われています。昨年の夏には売却に関する入札に参加できる企業の申し込みは既に締め切られていました。調べてみると、こちらも地元の企業というよりも中央の名前の通った会社が多いようです。
結果として、それぞれの地域が独自色を出した住宅整備をしようにも、一枚フィルターが入ることによって自由が制限されます。当然ですが、コストも上がります。
一体全体何をしているのか?
一説には役人たちが自らのご乱行が白日の下に晒されるのを懸念して、ばれないようにチャチャッと・・・
雇用・能力開発機構のあり方検討委員会に関してhttp://www.ehdo.go.jp/arikata/arikata.htmlで読めますが、訳の判らない霞ヶ関文書ですが一度は読んでみては如何でしょうか?
恐らく、殆どの日本人は読んだことがないと思いますよ(ーー;)