2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

*獅子身中の虫

『獅子身中の虫』と申しますが、若しも、味方、身内と思っている人物が実はスパイや悪の手先で情報を敵方に送っていたとしたら? スパイゾルゲではありませんが、そんな話が俄かに現実味を帯びてきたような気もします。一国の法務大臣がアルカイダの手先だっ…

*秋の気配

小さい秋を探しに行ってみました。今年は随分紅葉が遅れているとは聞いておりましたが本当に遅れておりました。 本来ならば山全体が色とりどりに染め分けられているはずなのに、未だに殆どが緑色でした。 四季の有る国に生まれて、自然の美しさを当然のもの…

*NOVA〜今更ですが・・・

2年半位前に英会話を勉強しようと思ってNOVAに入会しました。しかし、その年の夏にお家の一大事がございまして、その後も何かと忙しく、結局は一度も受講する事無く昨年末に解約しました。 お蔭様で一度も受講していなかったため手数料以外は全額返金されま…

*『不都合な現実』

暫く経ちましたが、アル・ゴア氏が2007年のノーベル平和賞を受賞しました。自ら温暖化防止を訴えたドキュメンタリー映画「不都合な真実」が評価されての受賞だそうです。 ゴア氏は「非常に光栄。われわれは地球の真の危機に直面している。気候変動は政治問題…

『死刑強化論』最終章「末世」

「死刑連座法」が施行されて一年間で1,008名が処刑された。 当時、100名以上の死刑確定囚がその日を待っていたが、雲雀山元法相が鳴り物入りで導入した乱数表によって死刑執行対象者の選定をする「任意選出方式」と、最高裁判所で最終判決が下った被告を被告…

*『死刑強化論』第3章「合法殺人」

密告による失脚や投獄、処刑をおそれた国民は全てにおいて懐疑的になり、「コンプライアンス」という言葉はそれまでとは違った用いられ方をされ始めた。企業においては、役員が実刑判決を受けると許可を取り消される業種もあり、絶対に安全と思われる身寄り…

*『死刑強化論』第2章『密告時代』

「死刑連座制」が施行されてから1年が過ぎた。余りの重罰を恐れて、人々は“犯罪”という言葉に敏感になり全ての責任から逃避するようになっていた。『何もしなければ罪に問われることも無いだろう・・・』後ろ向きな発想は世の中の動きを封殺し続けていた。それ…

*『死刑強化論』第1章「思わぬ影響」

『死刑連座法』の施行直後、各国から悪法であるとか蛮行であるとかの批判を受けはしたものの、殺人事件や重罪に値する事件の発生は極端に下がった。 と言うのも、連座法適用の罪を現行刑法で3ヶ月以上の懲役刑(執行猶予が付く場合も、猶予期間が一年を超え…

*『死刑強化論』

序章 2007年極東の某国では雲雀山法務大臣の発言をきっかけに死刑問題懇話会が発足し、死刑の有り様について国民的議論がなされるに至った。 丁度その頃、未成年者を対象とした略取誘拐、殺人事件が多発し、犯人を逮捕するも単なる愉快犯であるケースが殆ど…

*『ホワイトカラー・エグゼンプション』再び

『ホワイトカラー・エグゼンプション』という言葉を憶えて方も多いと思います。以前、ブログにも書きましたが、「サービス残業法案」とか「管理職過労死法案」とか言われたあれです。 ここにきて、残業代の未払い、不払いが再びクローズアップされています。…

*秋の風

秋の風が吹いてきたかと思っていたら急に暑さが戻ってきました。と、思ったら又、秋が戻ってきました。 それに夜間の比較的強い雨にはビックリします。「ハワイ辺りで朝起きてみたら道路が濡れている。」なんて経験がおありの方も多いのではと思いますが、亜…

*秋の到来

秋が来ましたね。実りの秋です。 今日は知人から、「栗の渋皮煮」を頂戴しました。熱湯に浸けておいた栗をお尻から剥くと鬼皮が剥き易いんだそうです。幸せを感じますよね(^。^) 日本人として生まれてきたことを味覚の面から感謝する季節です。さて、本当に…

*諺(ことわざ)

『馬は死ぬ前に売ってしまえ。人生のコツは損失を次の人にまわすことだ。』また、『着眼大局、着手小局(大局を展望しつつ、手近なところから手をつけよ)』という諺や名言と呼ばれる言葉があります。 これらを少し前からの日本に当てはめると、郵政民営化や…

*所信表明演説“強制”か?

福田総理大臣が国会で初めての所信表明演説を行い「自立と共生」をキーワードに、国会運営では野党との話し合いを重視する姿勢を強調しました。 「私は政権を預かる身として、野党の皆様と重要な政策課題について誠意を持って話し合いながら 、国政を進めて…