*食養生
「食養生」という言葉があります。
「しょくようじょう」と読みます。
乱暴に言うと、食べ物や飲み物によって自らの健康を保とうという考え方で、日本では昔から常識として親から子へ伝えられてきた伝統文化的な知識の一つです。
日本の栄養に関する学問は、近代栄養学と呼ばれる部類に属しており、生命の素ともいえる栄養素を如何にして効率的に摂取するかに主たる目的を置いています。(多分)
ところが、近代栄養学手には同じ栄養素でも摂取する食べ物の種類によって体内に取り込まれてからの反応が異なるという事実が近年の研究で明らかになってきました。
人間栄養学から臨床栄養学への一大転換期が世界の栄養学界に訪れたのは数十年前の事ですが、どうも日本だけは置いてきぼりを食ったようです。
これは家政学や農学という切り口で日本の栄養学が進められてきたために、世界の趨勢である医学的視点を持った指導者が当時の栄養学会にはいなかったというのが主たる理由なんだそうです。
その結果、時代遅れの栄養手法を日本人が盲目的に信用し、間違った食理療法を個人的に行ったり、間違った指導を与えたりしているのだそうです。
話しは変わりますが、ビタミンCを体内で合成できないのは人間とサルとマウスだけなんだそうでして、犬や猫は体内で合成できるそうです。そうなると、ビタミンと言うよりはホルモンと呼ぶんだそうです。
ビックリですよね(@_@;)
一貫性のないことを書きましたが、今日の日記で言いたかったのは毎日食べている食べ物や飲み物にあまりにも無知であるという事に衝撃を受けたという事です。
発酵食品を食べた後で肉を食べるのと、肉を食べた後で発酵食品を食べたのでは摂取後の反応が異なるし、一日でトータルすれば同じ量でも三度三度きちんと分けて摂取するのと、バランス悪く食べるのでは全く異なるんだそうです。
普通に言われているように、朝食重視と夕食重視では、これまた反応が異なるんだそうです。
嗚呼、書いている本人も理解が浅いので上手に説明できませんが、兎も角、自分の信じている食事療養、食事法を根本から見直す必要を否定してはならないということです。
この項に関しては、後日改めて書きますので、乱文にて失礼