*民主党代表選挙

今日、民主党代表選挙が施行され、実質的に民主党政権誕生後、3人目の総理大臣が誕生します。
報道によると、海江田万里氏が一度目の投票で1位を獲得することは確実な状だそうで、2位を誰が獲るのかが重要なんだそうです。
予想によると、2位は野田氏の可能性が高く、2度目の投票で反海江田陣営となって残りの4陣営が纏まるか否かが勝敗を決めることになるとの事です。
果たして、次の総理は誰なのか?
反海江田勢力の結集という事は直接的に反小沢となりますから、民主党分裂の可能性も視野に入れなければなりません。
しかし、分裂したからといって自民党と組むのか?
衆議院の勢力は自民、約120、公明、約20ですので、小沢系を約70強と見積もっても210〜220程度か?
そうなると、前原氏は衆議院の任期満了まで解散しない方針ですので、仮に野党が内閣不信任案を出せば共産党も巻き込んで過半数を超える可能性もある。
いずれにせよ、数時間後には決まりますので、それまでは私たち国民は待つ以外の手段を持ち得ません。
それにつけても、野田氏の絶対増税主義には辟易です。財務省の傀儡であるとを世間に知らしめています。
「現世代のツケを次世代に受け継がせない」とは聞えが良いですが、国家とはそんなに簡単なものではありません。前世代から連綿と受け継がれてきた様々な『財産』を次の世代に繋いでいくのが現世代の役割です。
今回の震災は未曾有の災害です。
しかも、未だに継続しています。
効果的な手を打つためには現世代に元気を与えねば縮小再生産どころか、矮小化再生産となり国家経済は破綻し、再興はおろか国家としての継続すら危ぶまれます。
無闇に借金を重ねれば良いとは言いませんが、税金の無駄遣いを徹底的に削る前に増税ありきでは軽々に受け入れることは出来ません。
既得権を手放さない各界の頭を後ろから張り倒し、気絶している間に国民が税金を奪い返す必要があります。
極端な言い方をすれば、全ての医師がベンツやBMWに乗る必要は無いという事です。
殆どが開業医の団体である、所謂、業団である「日本医師会」が厚生労働省にモノ申して医療費を云々している間は国民の為の医療、健康行政は実現不可能であるということです。
スペシャリストはストラテジストではありません。
物事を俯瞰的に見ることの出来る人材を登用する以外には活路を見出す術がありません。

今日の代表選でそんな方が選ばれることを祈念しつつ、生業に精進させて戴きます