*参議院議員選挙突入

第45回衆議院議員総選挙
昨夏の衆議院議員選挙を正式にはこう呼びます。
補欠選挙ではないので総選挙、だから告示でなく公示です。

政権選択選挙」だと騒いじゃいましたが、結局は民主党政権を選択し、暫くはハネムーンを続けていました。
連日の選挙関連報道も少々飽き飽きしていましたが、画面の向こうの熱気もどこか絵空事のような気がしてました。
マスコミも自公政権を盛大に批判し、民主党こそが救世主であるかのごとき報道を垂れ流していました。

ところが、今では民主党自民党も駄目だと言ってます。

じゃあ、どうすれば良いというのか?

自由民主党公明党を最大の支援者層に持ったときから崩壊が始まりました。
民主党は言わずもがなで連合を最大の支持者層としています。

一昨年、関西地方の連合トップとお会いする機会があり、その際に申し上げたのですが。
「連合さんが作っておられるパンフレットは一般の人には意味が判りませんよ。文字ばかりのパンフレットは作り手の満足だけなのでは…」
少々嫌われるような事を申し上げましたが、御付の方に
「キチンと対応せよ。」
なんて事を仰ってましたので…

まぁ、何も変わりはしませんでしたけどね。

「国民は国民目線で政治をして欲しがっている。」と街頭に立つ候補者が叫んでいるのに遭遇しました。
少なくとも、私はそんなことを望んではおりません。

家庭料理も素晴らしいのでしょうが、家で普通に食べられる料理を食べるためにレストランで高いお金を払いますか?

払わないでしょう?

本当の意味のプロの政治とプロの官僚が協力し合って、国民に資するというのが民主政治であるはずです。
少なくとも厚生労働省の官僚以外はそうなんだと思います。(菅直人大臣の発言に因れば)

口蹄疫問題にしても、官僚が自動的に対処できる仕組みがあれば初動に、あれ程までに時間がかかるはずはありません。

仕分け人がアマチュア振りを発揮して、国民目線の政治を追い求めている以上は、本当の意味で何も良くはならないと強く思います。

実はこの七月に改選期を迎える参議院議員の秘書さんの一人と昨夜話をしたのですが、その方も選挙を命懸けの活動であると認識していませんでした。

所詮はアマチュアの政治家にアマチュアの秘書が纏わり付いて、ダラケタ官僚と三文芝居を繰り広げているんだと幻滅しました。

「自分は何も出来ない。」という初期設定を素直に受け入れられない秘書さんは結局は鼻持ちなら無いだけなのかなぁ・・・(ーー;)

そんな事はないと信じたい私で御座います。

チャンチャン