*後期高齢者姥捨て山医療制度
『厚生労働・総務両省は4日、今月から始まった75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度の月額保険料(全国平均額)について、従来の国民健康保険と比較し、<1>国民年金受給者(月6万6000円の場合)は、2800円が1000円程度に減る<2>平均的な厚生年金受給者(月16万7000円の場合)は、7700円が5800円程度に減る――とする調査結果を公表した。
保険料は2年ごとに見直される。高齢化により、将来は保険料が引き上げられる可能性が高い。
会社員である子供らに扶養され、これまで保険料が不要だった高齢者は、9月末まで保険料が全額免除される。10月以降の半年間は保険料が9割軽減され、月350円程度となる。来年度は5割軽減されるため、月1700円程度となる。
保険料は原則、今月15日支給の年金から天引きが始まる。天引きの対象者は全国に約793万人いる。(2008年4月4日20時09分 読売新聞)』
なんだそうです。
年金はいい加減なことをして不払いのままなのに、保険料は天引きにして取りっぱぐれがないなんていうのは悪魔の仕業以外のなにものでもないと思います。
75歳以上の長生きをすればする程、生活はどんどん苦しくなるのです。敬老会で『いつまでも長生きして下さいね』なんて厚生労働大臣が言っていますが、本音は・・・
ここで思い出して欲しいのは、高齢者でも無審査で入れる医療保険のことです。数年前に登場しましたが殆どが外資系損保会社の商品です。以前から底意地の悪い私は数年前にライオンヘアーの総理大臣が平成20年4月1日の導入を決めた「姥捨て制度」をビジネスチャンスにするために彼らは準備を進めてきたとしか思えないのです。
例えば「お婆ちゃんが長生きするのはみんな嬉しいと思うんだけど、経済的な負担も随分あるというのが現実です。そこで、可愛いお子さんやお孫さんに迷惑を掛けないように、自分の医療費を賄える保険があるんですが如何ですか?」なんて言われたら、どうでしょうか?
そりゃあ、金銭的に幾らかでも余裕のある高齢者ならば保険に入りますよねぇ(ーー;)
やっぱり、この件でもやられちゃったんでしょうか?
まぁ、この手の保険を売るために「姥捨て制度」を創設したと言う話も実しやかに囁かれていますので・・・(@_@;)