*朝日新聞「声」

朝日新聞に投稿するも、没になり続けている方の意見をあえて掲載してみました。


今までも朝日新聞の「声」欄にこの類を数回投書し没になっていますが。

 解散に絡んだ二つの矛盾点
参院否決-->衆院解散は憲法違反だとも言う。私には分からない。が、首相は「衆参結論が分かれたので国民の判断を求めるのだ」という。そして公平に選択ができるように反対者のみの選挙区へは対立賛成候補を送り込んだ。しかし賛成者は公認し選挙資金も出すが反対者には離党も迫り選挙上不利な状況に追い込んでいる。公平に選択を求める姿勢では無い。矛盾と疑問だ。また他の政策を争うのでないなら郵政のみの国民投票などの道はなかったか。いや、国政を決める重大課題だから国会議決が必要なのだ、とする。ならば、では先の国会議決は何だったのか.矛盾と疑問がこの点にもある。一ヶ月の政治空白と800億の税金を使って周囲の諫めも聞かず解散をしたが、解散権が行使できる総理大臣とは本来賢明聡明な政治家である筈だった。ましてや随分の審議をした上で 両院の賛否の差が共に僅かであったならまだこの問題はすぐ決めるところまで来ていないと悟るべきでもあった。中曽根さんは「政治家は常に歴史の審判の被告席にいる。小泉君にはその認識が無い」と言われた。今度は解散--選挙までの期間が長い。歴史の審判を早めに始め小泉独裁政権の成立を阻み民主主義を護らねばならない。


つづき
『このままで推移すれば小泉自民の圧勝が見える。しかし選挙後に出現するのは公認の恩恵を受け、あるいは誓約紛いの署名を取られ、又小泉の非情を存分見せ付けられてイエスマン化した集団となった独裁可能な政治体制である。サラリーマン増税であれ憲法改正であれ小泉一人の偏狭な頭の中で執着された方向に日本が向かうと思うと心胆が寒くなるのです。』

166−0014
東京都 杉並区松ノ木 ○谷夫○ 77歳